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「沖展」のルーツ、東京と沖縄のアトリエ村紹介 板橋区で作品展

2018年3月10日 07:04

 【東京】沖縄と東京にあったアトリエ村に集った画家の作品約90点を紹介する「東京↓↑沖縄 池袋モンパルナスとニシムイ美術村」が板橋区立美術館で開かれている。4月15日まで。

作品を鑑賞する来場者=東京・板橋区立美術館

 1930年代の池袋周辺はアトリエ付き住宅長屋が並び、パリの芸術家街になぞらえ「池袋モンパルナス」と呼ばれた。そこには沖縄から上京した山元恵一、南風原朝光らが暮らし、隣接する「落合文化村」には名渡山愛順らがいた。

 山元らが中心となり、48年に「ニシムイ美術村」が那覇市首里につくられる。戦後沖縄の文化・芸術の発展に主導的役割を果たし、県内最大の総合美術公募展「沖展」に連なる。

 2月24日にあったシンポジウムで、県立博物館・美術館前副館長の前田比呂也さんは「沖縄諮詢会に文化部があり『沖縄の復興には文化が必要だ』と米軍と交渉し、ニシムイを認めさせた」と説明。同館の主任学芸員の豊見山愛さんは「画家によって画題や色合いが違う。それぞれの精神性を感じる」と話した。

沖展開催70周年を記念して、ウェブサイトを公開。これまでに開催された展覧会の図録を閲覧いただけるよう、デジタルアーカイブとして公開します。 >>「沖展オフィシャルサイト」

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