三線を弾くのが生きがいという102歳の與古田千代さん=沖縄県うるま市栄野比=が「さんしんの日」翌日の5日、通っているデイサービスセンターうるまの里(市宇堅)で、利用者や職員を前に腕前を披露した。市みどり町1・2丁目老人会「むつみクラブ」メンバーと一緒に午後2時の時報に合わせて「かぎやで風」など3曲を奏でた。少し緊張しながらも無事に演奏し終えると「上手に弾けた」とほっとした表情を浮かべた。

むつみクラブメンバーと「かぎやで風」を奏でる與古田千代さん=5日、うるま市・デイサービスセンターうるまの里

 千代さんは60代で三線を始め、市石川の教室に通って練習を重ねた。近年は遠ざかっていたが、うるまの里にむつみクラブが訪問するようになり、3年ほど前から週1回の練習を楽しみにしている。

 むつみクラブの与古田徳造さん(73)は「若い時を思い出しながらだが、千代さんは古典の難しい曲も弾けるので教わることも多い。こちらが元気をいただいている」と感謝する。

 デイサービス利用者の宮城幸子さん(83)=市川崎=は「100歳を超えて三線ができて歌えるのは最高。見習いたい」と感心しきりだった。