国や県、宜野湾市などで西普天間住宅地区の国際医療拠点形成の方向性を決める協議会が12日、宜野湾市内であり、医療研究基盤としてゲノム情報などをデータベース化する「OKINAWA BIO BANK(仮称、オキナワ・バイオ・バンク)」を検討していることなどの中間報告があった。

島尻沖縄担当相らも出席して開かれた西普天間住宅地区の国際医療拠点に関する協議会=12日、宜野湾市・ジュビランス

 バンクは県内の医療関係機関が持つ診療、画像情報やゲノム情報を集約し、創薬や先端医療につなげる。プライバシー保護や採算性の確保を課題に挙げた。このほか国際医療拠点構想の具体化で琉球大学医学部と付属病院の移転や産学官の連携を確認。琉大医学部の移転に伴い、先端医療研究センターを新たに設置する方向で検討する。協議会に出席した島尻安伊子沖縄担当相は「国際医療拠点構想の推進に大きな一歩となる」と期待した。

 島尻氏は、佐喜真淳市長が求めている跡地利用に向けた新たな交付金について、2016年度概算要求で盛り込んだ駐留軍用地の跡地利用推進費12・5億円の中から10億円を充てる方針を示し、要求額の確保へ意欲を示した。

 協議会には浦崎唯昭副知事、佐喜真氏も出席した。