沖縄県の宮古島市が廃家電を沖縄本島に輸送する助成金の申請を怠り、昨年11月から大型コンテナ30台分の廃家電が市内の敷地に保管されていることが6日までに、分かった。市は2017年度当初予算に計上していた一般財団法人「家電製品協会」(東京)からの助成金651万円を減額する補正予算案を市議会3月定例会に提出。5日の同議案の質疑で申請を怠っていたことが明らかになった。

助成金の申請忘れで沖縄本島に輸送できず、コンテナ内で保管されている廃家電=6日、宮古島市平良西里

助成金の申請忘れで沖縄本島に輸送できず、コンテナ内で保管されている廃家電=6日、宮古島市平良西里

助成金の申請忘れで沖縄本島に輸送できず、コンテナ内で保管されている廃家電=6日、宮古島市平良西里 助成金の申請忘れで沖縄本島に輸送できず、コンテナ内で保管されている廃家電=6日、宮古島市平良西里

 リサイクル家電に指定されているエアコンやテレビ、冷蔵庫、洗濯機などは宮古島から那覇の港に送られ、専門の業者が処理している。市は海上輸送費の7割を負担し、3割は家電製品協会の助成を受けている。

 市は17年度当初予算に2171万円の海上輸送費を計上していたが、昨年4月、市職員が17年分の同協会への申請を怠っていたことが発覚した。市の自己負担となる1520万円分は輸送できたが、助成金651万円分は中断。昨年11月から、市内の廃棄物中間処理業者の敷地に保管されたままとなっている。

 市は保管中の廃家電と18年度見通し分の助成を同協会に申請し、承認を得たという。4月から順次輸送し、解消につなげる方針だ。