【那覇】市観光協会が主催する「那覇まちま~い」が1日、5周年を迎えた。首里城や識名園といった世界遺産から沖縄食堂、民謡酒場までこれまでに60以上のコースを作ってきた。登録ガイド数は約100人と県内最大規模で、延べ4万6千人以上を案内してきた。5周年を記念して、生まれたのが沖縄の不思議や謎を集めた新コース。5日には10人を超える参加者が、那覇のまちを歩いた。

那覇のすーじぐゎーを歩く参加者たち=那覇市牧志

 新コースは第4回コース企画コンテストで最優秀賞を受賞し、誕生。企画した石井周(めぐる)さん(57)のガイドで、市牧志周辺を巡って25個の「ハテナ」をたどる。参加者は観光客が多く、「石敢當」や「がじゅまる」など県内でよく見られる風景を紹介。「うちなーたいむ」や沖縄の車社会などの文化も、街中にある看板を見せながら紹介した。

 「沖縄の本土との違いや不思議なところを全部集めたコースにしたら面白いかなと思って」。ガイド歴4年の石井さんは、企画した理由を話す。「このコースを楽しんでもらい、他のコースにも興味を持ってもらえれば」と期待する。広島県から参加した南崎裕江さん(62)はまちま~い参加は今回で5回目。「路地裏とか通ったことないところも回れる。勉強になるし面白い」と笑顔だった。

 協会では今後、通訳案内の資格を取ったガイドによる外国人への案内を本格的に実施する。今月中にはボーダーインク社と連携し、ガイドが執筆した本を発刊するなど、5周年を記念した取り組みも企画している。