パトカーの追跡から逃走中、那覇市の国際通りなどで事故を起こし、那覇署に道交法違反(無免許運転)の疑いで現行犯逮捕された無職少年(19)が、2月13日に浦添市内で発生した特殊詐欺事件に関わったとして、浦添署が7日にも窃盗容疑で再逮捕する方針を固めた。6日までに、複数の捜査関係者への取材で分かった。

国際通りを暴走し、歩道に乗り上げた事故車両=2月13日午後9時半ごろ、那覇市牧志

 捜査関係者によると、少年が運転していた乗用車内から被害女性の口座から引き落としたとみられる現金約80万円などの証拠品が見つかった。少年が浦添市内のコンビニATM(現金自動預払機)で、複数回に分けて現金を引き出す様子も防犯カメラで確認されたという。

 車内からは、糸満市で2月12日に発生した同種事件の被害品も見つかった。県警は少年が事件に関与した疑いがあり、組織的な犯行の可能性もあるとみて調べる方針。

 那覇署は3月1日付で同少年を無免許過失運転致傷などの疑いで那覇地検に追送致した。