南風原(はえばる)町立翔南小学校6年の川満耕君がこのほど、ガソリンや灯油を扱える国家資格「危険物取扱者丙種」に合格した。「給油所でアルバイトしたら役立つかも。もっと上位の危険物取扱者乙4類も取りたい」と夢を語った。2007年度以降、県内小学生の合格は11人目。

危険物取扱者丙種の合格通知はがきを手に喜ぶ川満耕君=6日、南風原町照屋

 ボランティアで同試験の受験を指導する同町の会社員桃原博史さん(43)と、川満君の母真木子さん(44)が知り合いで、耕君は母の勧めもあって受験を決めた。

 本格的に勉強を始めたのは昨年12月からだが、読書好きでほとんどの漢字が読めたためスムーズに進んだ。「勉強すると、どんどん分かるようになり楽しかった」。中学や高校で学ぶ理科の知識などを問う試験は、約1カ月半で臨んだ。

 危険物乙4類の資格を持つ桃原さんは「資格取得で自信をつけ、いろいろなことに挑戦してほしい。それが地域活性化にもつながる」と喜ぶ。桃原さんの指導で中学生や40代などの5人が受験し、4人が合格したという。

 消防試験研究センター県支部によると2月の丙種試験は85人が受験し、合格者数32人で合格率は37・6%。丙種の資格があると、タンクローリー車から給油施設に給油できる。