【ブランドン・イング通信員】第13回ブエノスアイレス沖縄祭りが5日、アルゼンチン沖縄県人連合会の運動場で行われた。今年は、初めて特別の文化コーナーがあり、沖縄の歴史や文化、料理、観光などについて展示された。そのほか、三線と琉球舞踊の体験ワークショップやウチナーグチのミニ講座もあった。

沖縄祭りでの三線ワークショップの様子(Sole Uchimaさん提供)

 文化コーナーを主催したのはOKIRYUKAI(沖留会)。沖縄へ勉強に行った元研修生や県費留学生、他の奨学生などでつくるグループ。20年以上前からあるが、最近、活動が停滞していた。今年8月、復活するためにメンバーが集まった。沖縄で経験したものをアルゼンチンにもっと広く伝え、沖縄の文化を広げることを目的に、今年の沖縄祭りに向けて準備し始めた。そして文化コーナーの内容が決まった。

 沖留会主催者のカロリーナ比嘉さん(34)=県系3世=はワークショップについて「いろんなイベントで三線と琉舞はよく見られるけど、みんなが毎日触れることができるわけではなく、その機会を提供してはどうか」と提案。その上で「ウチナーグチの大切さを意識させたい。言語は文化の魂だ。沖縄祭りだからこそ、ウチナーグチの存在が必要だと思った」と強調した。

 三線ワークショップの参加者は「とても楽しかった。忘れられない経験だ」とコメントした。

 祭り終了後、カロリーナさんは「初めての文化コーナーとしてとても良かった。多くの県系人ではない人も参加してくれた。とてもいいフィードバックを受け取った。大成功だったと思う」と話した。 今後、沖留会は沖縄祭りだけではなく、ブエノスアイレスのウチナーンチュコミュニティーの中でほかのイベントでも活動を続ける予定。メンバーを歓迎するのも楽しみにしている。