【森田のりえ通信員】琉球筝曲興陽会ロサンゼルス支部は創立50周年記念公演を11月28日、ロサンゼルス郊外トーレンス市の劇場で行った。

多くの出演者の演舞が披露された創立50周年記念公演=ロサンゼルス郊外

 記念公演には沖縄から琉球古典音楽安富祖流顧問の人間国宝照喜名朝一さんをはじめ、興陽会本部相談役の安里ヒロ子さん、胡弓の新城清弘さん、興陽会本部会長の山田和子さんと執行役員など総勢27人が賛助出演に駆け付けた。

 沖縄の名司会者である安次嶺律子さんが舞台に花を添え、ハワイから7人、当地の会員、北米沖縄県人会芸能部の人たちが、精進を積み重ねた伝統舞踊や創作舞踊を披露した。

 第2部では沖縄伝統芸能コンクールで優秀賞、新人賞に輝いた5人の表彰式があり、沖縄から持参した古典衣装のファッションショーなど多くの人たちが晴れの舞台を盛り上げた。会場には400人余りの観客が詰め掛け、公演のタイトル「響き渡る」ように熱演が3時間半にわたって繰り広げられた。

 同支部は1964年に琉球筝曲興陽会北米支部として発足。2004年に名称を琉球筝曲興陽会ロサンゼルス支部と改め、照屋勝子さんが4代目支部長に就任した。

 照屋さんは、那覇で生まれ、先の大戦で戦禍を逃れ親戚のある伊是名村に移り小、中学校を終える。高校の時に再び那覇へ戻り、筝曲を習った。結婚して22歳でハワイへ移住してからも筝曲を続ける。1998年にロサンゼルスへ居を移す。ガーディナ市の沖縄県人会館に教室を持ち、ロサンゼルス、サンフランシスコ、オーシャンサイド、ニューメキシコ州やテキサス州などに出張教授に出向き、これまでに約20人の師範、教師を誕生させた。