【平安名純代・米国特約記者】米海兵隊の垂直離着陸型輸送機MV22オスプレイが10日午後5時ごろ、米カリフォルニア州サンディエゴ沖合で輸送揚陸艦ニューオリンズへの着艦に失敗していたことが分かった。負傷者はいない。

普天間飛行場に配備されている米海兵隊の同型機MV22オスプレイ=11月6日、金武町

 事故機は、サンディエゴのミラマー基地所属の第166海兵中型ティルトローター飛行隊(VMM166)所属機で、来月に予定されている太平洋と中東方面での展開に向けた飛行認証訓練中に起きた。

 米海兵隊によると、オスプレイの乗組員4人と乗員22人にけがはない。

 海兵隊当局は「米メディアの一部は、『ハードランディグ(激しい衝撃を伴う着陸)』と報じているが、現在調査中で、機体の損傷程度などはまだ分からない」と明らかにしていない。

 オスプレイは今年5月にハワイ州オアフ島のベローズ空軍基地での通常訓練中に1機が着陸に失敗し、2人が死亡、20人以上が負傷する事故を起こしている。

 第166海兵中型ティルトローター飛行隊の隊長機は2014年3月末、東南アジアなどでの訓練後に米軍普天間飛行場にも飛来している。