【渡嘉敷】2011年の東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市の幼稚園や保育所を中心に、渡嘉敷島から毎年、手編みのマフラーを送り続けている新垣光枝さん(67)はこのほど、賛同する「気仙沼にマフラーを送る会」の仲間と1年間編みためたマフラーを持ち寄り、那覇市内のホテルで交流会を行った。

マフラーを前にした新垣光枝さん(前列中央)と送る会のメンバー=11月18日、那覇市内

 メンバーらは、新垣さんとの1年ぶりの再会を喜び、積もる話に花を咲かせた。ことしは気仙沼市の九つの幼稚園や保育所から175枚の依頼があり、持ち寄った約200枚のマフラーのほとんどが2日までに現地へ送られた。

 新垣さんは「ことしは参加者が増え、島の郷友会女性部の協力もあって継続して寄り添っていく心強さを実感している。毎年1人で200枚ものマフラーを編むことは困難なので、仲間がいることの幸せを感じる」と話した。

 交流会には本部町や南城市などから12人が参加。持ち寄った色とりどりのマフラーを手に、編み方や色合わせなど情報を交換し合った。中でも99歳のメンバーが編んだ真っ白な棒編みのマフラーには参加者全員が感動し、継続していく決意を新たにした。(新垣聡通信員)