総合不動産業のケン・コーポレーション(東京都、佐藤繁社長)は15日、糸満市名城でリゾート開発を計画している沖縄リゾート(糸満市、有田信行・山下鉄也代表)の株式50%を取得し、同地域でのホテル開発に参画することを発表した。株の取得日は10日。ホテルは2018年1月に着工、20年春の開業を目指す。ケン・コーポレーションは、那覇市牧志にある高級ブランドホテル、ハイアット・リージェンシーを運営している。糸満でのブランドは未定だが、外国人観光客も視野に入れ総合的に判断する。

糸満市・名城ビーチでのホテル開発のイメージ図(国建提供)

糸満市の名城ビーチ=5月8日(本社チャーターヘリから)

糸満市・名城ビーチでのホテル開発のイメージ図(国建提供) 糸満市の名城ビーチ=5月8日(本社チャーターヘリから)

 ホテルは地上11階建てで、2棟を建設。各施設に230室の客室を設ける。部屋の広さは平均40平方メートルを確保する。レストランや最大1600人を収容できる宴会場やチャペルなどの施設も併設し、施設の延べ床面積は4万7千平方メートルを想定している。

 雇用は400人規模を想定しており、ケン・コーポレーショングループ内や県内からの採用を見込む。

 今後は、県の自然環境保全審議会の審議などを経て、着工する計画。施設建設費用は約300億円を見込む。

 沖縄リゾートは、リゾート施設の設計会社と出資事業者などが、名城ビーチのリゾート開発を目的に設立。開発の執行認可を得るため、県に事前協議を申請してきた。国内外でホテル運営のノウハウを持つケン・コーポレーションと提携することでホテル運営の強化を狙う。

 同日開催した記者会見で、ハイアット・リージェンシー総支配人で沖縄リゾート取締役の佐藤健人氏は「最高級リゾートホテルを目指したい」と意気込みを語った。