【宜野湾】宜野湾署(羽地元樹署長)は14日、窃盗(車上狙い)事件の容疑者逮捕で活躍した警察犬(愛称アポロ)をたたえ表彰状を贈った。アポロはシェパードのオスで6歳。人間の年齢に換算すると41歳の働き盛りだ。

警察犬「アポロ」のことを「甘えん坊ですが、厳しい訓練でもへこたれない強さがある」と話す安次嶺秀樹巡査部長=14日、宜野湾署

 相棒として4年目になる沖縄県警鑑識課の安次嶺秀樹巡査部長は「やんちゃで甘えん坊だが厳しい訓練にもついてくるし、警察犬として育てがいがある」と目を細めた。

 今年10月13日深夜、宜野湾市内の駐車場で起きた窃盗事件で、容疑がかかった男の逃走経路を靴のにおいから約500メートル追跡し特定。男は当初否認していたが、逃走経路の判明で逮捕につながった。

 今回、嗅覚を生かした追跡捜査ができたのは、署員による現場保存や雨が降らなかったことなど路上から容疑者のにおいが拡散しなかった点が大きかった。

 安次嶺さんは「追跡がうまくいかないことも多いが、アポロの力が発揮できたのも署員のおかげ」と感謝した。