県NIE推進協議会の2017年度実践報告会が8日、那覇市の沖縄タイムス社であり、授業での新聞活用について、実践指定校4校の教諭が報告した。県内でNIE活動に取り組む教諭が参加し、授業の成果と課題について意見交換した。

実践指定校の報告を受け、意見交換する教師=8日、那覇市・沖縄タイムス社

 報告したのは、日本新聞協会から指定されて2年目の興南高、美東中、緑風学園、高原小。2年間の取り組みを終え、子どもたちの読解力や発表力が向上したことや、授業を進める上での課題などが挙がった。

 美東中の松田美奈子教諭は「当初は興味のある面だけを読む生徒が多かったが、授業を重ねるごとに市町村面、経済面と多様な面に目を通す生徒が増えた」と、実践2年目の変化を紹介。新聞スクラップなどのコンクール応募を通し「思考力やディベートする力も高まった」と指摘した。

 報告後のグループ議論では「授業のテーマに沿った記事を探すのが難しい」「新聞を購読していない保護者にどう理解してもらうか」などの意見が挙がった。