【伊江】米軍伊江島補助飛行場で予定される着陸帯の改修工事で、既存の2倍超となる867メートルに拡張する計画であることが17日、分かった。着陸帯を強襲揚陸艦の甲板に模した離着陸訓練が増加する可能性がある。現在はアルミ板を設置しているが、関係者は「大規模な特殊コンクリートでの舗装工事だ。半永久的に使用するのでは」と指摘している。

米軍伊江島補助飛行場と着陸帯(LHDデッキ)

 一方、島袋秀幸伊江村長は17日の村議会で、米海兵隊環境保全部が、改修工事に先立つ文化財の試掘調査を終了したことを明らかにした。

 島袋村長は「公式な発表がない中で、工事に向けた作業、準備が進んでいる」と懸念を表明。本格的な発掘調査の必要性があるかどうか、米側と村教育委員会が調整するとの見方を示した。名嘉實氏への答弁。

 改修される着陸帯は「LHDデッキ」。機体の激しいジェット噴射に耐えられるよう、一部は米国製の骨材を使った耐熱特殊コンクリートで整備する予定だ。

 また、工事の入札が来年1月14日に延期となったことも判明した。11月に入札した場合、早ければ来春にも工事に着手するとみられていたが、来年夏以降にずれ込む可能性がある。

 本紙が入手した工事概要図面によると、海兵隊のF35戦闘機に加え、2017年に空軍横田基地へ配備予定のCV22オスプレイも収容できる駐機場を、着陸帯に整備する計画もある。