出費がかさむ年末年始を前にヤミ金融業者による被害を未然に防ごうと、行政職員や法律家、警察などが参加する一斉行動が17日、宮古・八重山を含む県内9カ所であった。那覇市久茂地周辺では、違法な高金利や業者による嫌がらせへの注意と相談窓口を記したチラシを街頭で配ったほか、電柱に違法に張られた広告約220枚をはがした。

電柱に違法に張られたヤミ金融のビラをはがす県多重債務対策協議会メンバー=17日午後、那覇市久茂地

 県や沖縄総合事務局、沖縄弁護士会、県司法書士会、県警などでつくる県多重債務対策協議会と県ヤミ金融被害防止対策会議が主催。4回目となることしは、市町村の協力を得て初めて全県規模となった。

 協議会と会議事務局の県によると県内のヤミ金融被害は、かつては県外からの入金で電話による暴言などがあった。しかし近年は県内に拠点を持ち、直接嫌がらせを受ける傾向があり、関わった場合はすぐに相談するよう呼び掛けている。