【中城】ファイバー製の廃棄水タンクを利用した大きな「花鉢」が中城村久場区の第1公園に設置されている。廃材利用のアイデアに、「処理費用も安くない水タンクの再利用と、公園を花で彩る一石二鳥の企画」と区民から称賛の声が上がっている。

ファイバー製の廃棄水タンクを利用した花鉢の手入れをする久場百歳会のメンバー。手前は新垣博会長=中城村久場区土地区画整理事業記念碑の前

 花鉢製作を企画したのは同区老人クラブ百歳会(新垣博会長)の役員で、集落ではアイデアマンとして知られる新垣省治(しょうじ)さん(68)。

 同百歳会は今年、結成55周年を迎えたのを機に老人クラブ活動の3大テーマの一つ「奉仕(地域貢献)」に従来にも増して力を注いでいる。花鉢製作もその一環で、新垣会長ほか3人の会員が2トンの水タンク11基を確保し、直径140センチ、高さ145センチのタンクを設置場所に合うサイズに切断して高低を調整し、集落の電気工事社開成電設の協力も得て仕上げた。9月下旬から10月にかけて、ベゴニアなど多くの花を植えつけたが、鉢に入れる土代だけでも7万円を要したという。

 国道329号沿いの久場区土地区画整理事業記念碑「偕信和楽久」の前に3基、ほかの場所には等間隔で設置した。

 新垣会長は「廃材の再利用はとても有意義。4800平方メートルの公園の周囲を会員の協力でユリ、サンダンカの苗を植えた。来年の花の咲き誇る時期がとても楽しみ」と会心の笑顔を浮かべた。(翁長良勝通信員)