沖縄県内スーパー最大手のサンエー(宜野湾市、上地哲誠社長)は10日から、兵庫県北部のたじま農業協同組合のブランド米「コウノトリ育むお米」(コシヒカリ)を使用した琉球泡盛「幸鸛舞(こうのとりまい)」を販売する。

兵庫県のブランド米を使用した琉球泡盛「幸鸛舞」

兵庫県のブランド米を使用した琉球泡盛「幸鸛舞」をPRする(左から)南島酒販の大岩健太郎社長、サンエーの中西淳専務、石川酒造場の仲松政治社長、たじま農業協同組合の友田達也代表理事専務=9日、サンエー那覇メインプレイス

兵庫県のブランド米を使用した琉球泡盛「幸鸛舞」 兵庫県のブランド米を使用した琉球泡盛「幸鸛舞」をPRする(左から)南島酒販の大岩健太郎社長、サンエーの中西淳専務、石川酒造場の仲松政治社長、たじま農業協同組合の友田達也代表理事専務=9日、サンエー那覇メインプレイス

 720ミリリットル入り、アルコール度数は30度。フルーティーな香りとコシヒカリの米の甘みが味わえる。製造は石川酒造場(西原町、仲松政治社長)、流通は南島酒販(西原町、大岩健太郎社長)が担い、全国で発売する。県内ではサンエーは1398円(税別)、ローソン沖縄が1840円(同)で販売するほか、飲食店などでも取り扱う。売り上げは月100万円を見込む。

 サンエーは2010年から同ブランド米を販売している。食味向上のため、16年度から米選機の網目を0・05ミリ大きくして選別を厳しくした結果、商品化されない網下米が増加した。これらの米の有効活用として泡盛製造に至った。兵庫県の但馬地域では、泡盛になじみが薄いため、「米焼酎黒麹仕込み」と銘打ち、昨年11月に先行販売。3万6千本が完売した。

 9日に記者会見したサンエーの中西淳専務は「昔ながらの甕(かめ)仕込み製法で造られ、コシヒカリの甘みが残る泡盛。タイ米とは違った味わいが楽しめる」とPRした。