【石垣】11日投開票の石垣市長選で、新人で前市議の宮良操氏(61)=社民、社大、共産、自由、民進推薦=と、現職の中山義隆氏(50)=自民、公明、維新推薦、新人で前県議の砂川利勝氏(54)は10日、市内でそれぞれ打ち上げ式を開いた。市政「刷新」や「継続」などとそれぞれの思いを熱く語り、「必ず勝利を」と力を込めた。

選挙(イメージ写真)

市政刷新を訴える宮良操氏=10日午後、石垣市大川

市政継続を訴える中山義隆候補=10日午後、石垣市美崎町

市政改革を訴える砂川利勝候補=10日午後、石垣市真栄里

選挙(イメージ写真) 市政刷新を訴える宮良操氏=10日午後、石垣市大川 市政継続を訴える中山義隆候補=10日午後、石垣市美崎町 市政改革を訴える砂川利勝候補=10日午後、石垣市真栄里

宮良操氏 独走政治に終止符を

 今回の選挙は市民に歴史的な判断が委ねられる重要な選挙。市民不在の2期8年を必ず変え、皆さんの声が市政に届く政治をつくりたいと頑張ってきた。

 市役所庁舎建設地問題、火葬場の建設地、5人未満の幼稚園の閉園など、どれをとっても市民の声に耳を傾けず、独走してきたこの政治に終止符を打とう。

 小中学校のクーラー未設置、福祉避難所の建設費など、中山市政には予算執行、企画能力が欠如している。私は市役所職員と市議会の経験を踏まえ、予算執行が子どもたちに届くような市政をつくる。第1次産業の6次産業化を進め、観光経済が生活で実感できる島社会を実現する自信がある。

 ミサイル基地の問題。100年先の島の将来に影響する最大の課題。この市長選は私たち市民が勝ち取らなきゃいけない、最大で最後のチャンスだ。一票一票かき集めて、必ず新しい市政をつくるために皆さんの力を貸してもらいたい。

 みやら・みさお 1956年4月、市白保生まれ。沖縄国際大学卒。市職員を経て、98年に市議に初当選し5期目で辞職。石垣島和牛改良組合長やJA沖縄中央会理事なども務めた。

中山義隆氏 より豊かな街つくる

 石垣をもっと良くする。もっと豊かになれる確信がある。石垣空港の滑走路を延長し、国際クルーズ船の港を新しく造る。空港と港の整備で国際観光都市として大きな飛躍を遂げることができる。若者たちが安定した収入を得て自分たちの将来に大きな夢を描くことができる街をつくりたい。

 1期目から自公の推薦で頑張り、2期8年で大きなネットワークができた。国政としっかり手をつなぐことができている。予算獲得や事業獲得に向けさまざまな相談ができる。だからこそ、もう1期、あと4年で皆さんに恩返しをする。

 今選挙は石垣の未来へ大きな一歩を踏み出す、新しいスタートへの戦い。自然環境や文化など石垣の良さを残し、観光、経済だけではなく人々の生活を守る。

 子どもからお年寄りまでみんながこの島で夢を持ち、笑顔で、健康で住み続けることができる島、それが日本一幸せあふれる街、石垣市。全力で頑張りたい。

 なかやま・よしたか 1967年6月、市登野城生まれ。近畿大学卒。八重山青年会議所理事長などを経て2006年の市議選で初当選。10年の市長選で初当選し、現在2期目。

砂川利勝氏 市民を幸せにしたい

 私はどこの政党の支持もなく、市民が支持者としてこれだけの戦いができた。市民のために働き、市民を幸せにしたい。人のために働くのが政治家であって自分のために働くのは政治家ではない。市民と政治家が歩調を合わせて対話をし、魅力ある石垣、新たな石垣の扉を開いていきたい。

 人情と愛情にあふれ、未来に希望の持てる島にしていこう。先人の苦労をしっかり受け止め、私はさまざまな公約を掲げた。(平得大俣への自衛隊配備の白紙、新庁舎設計見直し、均衡ある発展の)3本柱も掲げた。私の政策は浸透している。若い人から高齢者までしっかり聞いていただき「変えてくれ」「あなたの言っていることは正しい」という評価を得た。

 しかし選挙は勝って初めて政策が皆さんのためになる。石垣のためになる。沖縄のためになる。一致団結して勝利をつかもう。4年間のかじ取りを砂川に任せてください。

 すながわ・としかつ 1963年9月、市桃里生まれ。中部大学卒。市議を経て2012年に県議初当選し2期目で辞職。県たばこ耕作組合組合長、石垣葉たばこ生産振興会長。