【北部】やんばる観光推進協議会(川添博明会長)は19日から来年1月17日までの30日間、名護市、本部町、今帰仁村の北部3市町村の観光施設やホテルなど19カ所を結ぶ「やんばる周遊バス」を試験運行する。本島北部の課題である「素通り観光」からの脱却を図り、集客や宿泊数の拡大を目指す。同日、名護市内で運行開始セレモニーが開かれた。

出発する「やんばる周遊バス」と手を振って見送る関係者=19日、名護市

 周遊バスはオキナワマリオットリゾート&スパ(名護市)を発着点に、やんばる線(東回り)と美ら海線(西回り)で本部半島を回る。1日各4本運行で所要時間は1周約3時間。どの地点でも乗り降りできる。

 停車する観光施設やホテルなどで使える「やんばるお得なクーポン」(税込み千円)の半券が無料乗車券になっており、購入から2日間使える。クーポンは各停車地点で販売する。

 県の戦略的課題解決型観光商品等支援事業で総事業費は1300万円。沖縄美ら島財団(本部町)と連携し、バス4台には同町の海をイメージしたデザインを施した。

 川添会長は「好きな地点で下りて、やんばるの自然や文化など魅力を満喫していただきたい」と呼び掛けた。利用者のアンケート結果をまとめ、ルートや時間などを検討し、自主運行を目指す方針。

 運行に関する問い合わせは、電話098(917)2295。