【国頭】琉球王朝時代に王府の年始行事で使う水を献上するために行った「首里城お水取り行事」が19日、国頭村辺戸の大川(うっかー)で再現された。ノロや役人に扮(ふん)した一行が神アサギや大川で健康長寿を祈願。ノロがクバの葉のひしゃくでくんだ水を運ぶ役伝(えきでん)が、辺戸から首里城に向けて出発した。27日に首里城で奉納祭が行われる。

クバの葉のひしゃくで川の水をくみ、つぼに入れるノロ役=19日、国頭村辺戸(榮門琴音撮影)

 「首里城への若水献上役伝」(主催・同実行委員会)の関連行事。役伝には首里城までの道中にある市町村から約150人が参加し、新年の健康や平和の願いが込められた水を運ぶ。

 お水取りを見届けようと村内外から多くの人が集まり、持参したペットボトルに水をくんで持ち帰った。

 那覇市の中野奈穂子さん(40)は「新年にお茶にしてお供えしたい」と話し、娘の祥子さん(8)・理香ちゃん(5)は水を見て「きれいな色をしている」と喜んだ。