【東京】島尻安伊子沖縄担当相は21日午後、内閣府で会見し、2016年度の沖縄振興予算について、15年度当初予算より10億円増の3350億円を確保したと発表した。直前にあった麻生太郎財務相との大臣折衝で理解が得られたと説明した。

島尻安伊子沖縄担当相

 名護市辺野古の新基地建設で政府と対立する翁長雄志県政に対する予算措置のあり方が注目されたが、政府は一定の配慮を示した。

 予算確保が懸念されていた沖縄振興特別推進交付金(ソフト交付金)は要求通りに806億円が計上される見通し。駐留軍用地の跡地利用促進を図る目的で新規で設置する市町村交付金10億円、沖縄県内の子どもの貧困緊急対策事業としても10億円が認められる方向。

 夏の概算要求3429億円からの減額の多くは一般の公共事業関係費とみられる。