【糸満】糸満市摩文仁の平和祈念堂で21日、新年を前に沖縄平和祈念像のほこりを払う「浄(きよ)め」が行われた。沖縄バスのバスガイドや県工芸振興センター職員、県立芸大の学生ら25人が供えられた折り鶴などを外し、本体や台座を磨いた。

沖縄平和祈念像のほこりを拭き取る県工芸振興センターの職員ら=21日午後、糸満市摩文仁・沖縄平和祈念堂

 「浄め」は年に2度、慰霊の日の前と年末に行われ、本体に塗られた漆の状態を確認することも目的のひとつ。参加者らは高さ12メートルの本体にはしごを設置し、額に汗を流しながら作業に取り組んだ。

 県立芸大2年次で漆芸を専攻する金山智則さん(20)は「立派な祈念像に触れて、平和への願いを強く感じた。来年もいい年であることを願いたい」と話した。