沖縄空手

技術より人格形成 フルコンタクト空手の実力者、伝統守り継承へ【道場めぐり・38】

2018年3月13日 20:15

■下地派 上地流空手道 下地康夫・上地流空手道連盟関東本部長

 神奈川県の相模原市にある住居1階の道場。門下生同士が互いの胸部やすねに手抜きのない突きや蹴りを繰り出し、錬磨し合っていた。「自由攻防である上地流の基礎となるのが、鍛錬された心身」。宮古島出身の下地康夫館長(67)=範士九段=は静かに語った。

門下生と共に稽古する下地康夫氏(中央)=神奈川県相模原市の道場(小笠原大介東京通信員撮影)

 浦添高校に入学後、那覇市三原の上地流、糸数盛喜範士十段に弟子入りした。卒業後は神奈川県で郵便局員として働く傍ら米須清氏に師事し、鍛錬を積んだ。23歳の時、道場を持ったが「自分の鍛錬と指導はまた別。最初は苦労した」と振り返る。

 2004年に早期退職し道場に専念。「沖縄上地流の伝統を守りたい」と自らの名前を流派に入れた。現在は個々の性格を把握した丁寧な指導を心掛け、門下生は約100人に上る。

 フルコンタクト空手の実力者として、専門誌の表紙を何度も飾るも「空手は技術よりも人格形成が目的」と初心を忘れる事はない。(小笠原大介東京通信員)

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