県の謝花喜一郎企画部長は21日、本年度に航空機2機を購入する琉球エアーコミューター(RAC)の伊礼恭社長に、17億6708万5千円の補助金交付決定通知書を県庁で手渡した。離島空路確保対策事業の一環。総事業費は70億6834万2024円で、残りは国が補助する。

 RACが新たに導入するのはボンバルディアDHC-8-400型で、貨物室を従来機の2・5倍以上となる23・4立方メートルに拡張。運航する離島市町村から要望があった農水産物の輸送力向上が期待される。座席数は従来通り50席。来年4月に1機目を就航させる予定。

 RACは現在、ボンバルディアDHC-8-100型4機、同8-300型機1機の計5機で奄美、与論を含め県内12路線を運航している。17年度末までに全機を400型に切り替える。

 伊礼社長は「県土全体の発展に資するような形で旅客と貨物の両面でサポートし、観光や地場産業の育成に努めたい」と感謝。また、老朽化により整備に日数を要し、欠航が発生しがちだったが、機体の更新で改善が見込まれるとした。謝花部長は「ぜひ安心安全な運航に努めてほしい」と要望した。