【ルイス高江洲佳代子通信員】沖縄県文化観光スポーツ部交流推進課の川上睦子課長と職員2人が2月に訪米し、アトランタ市郊外で県事業の取り組みについて説明会を開いた。県人会(金城由美子会長)やWUBアトランタ会(クレッグ・ホイット会長)の会員ら約50人が出席。県は10月30日を「世界のウチナーンチュの日」と制定してから1年を迎え、世界で活躍する沖縄関係者や沖縄と縁のある人とのさらなる連携を目指す。

会場玄関で記念撮影する説明会参加者=米アトランタ市郊外

 川上課長は「海外で県人会を中心に、民間大使、舞踊、三線、エイサーなどの関係者が、主体的に沖縄を紹介することを期待したい」と述べた。

 困難を乗り越え、海外移民の基礎を築いた平良新助(1876〜1970年)の功績を紹介する「ヒヤミカチウチナー!平良新助物語」を上映。ほかに海外移民の歴史や、ジュニアスタディーなど同課の交流事業を紹介した。

 昨年10月には、ウチナーンチュの日関連で12の海外団体が沖縄に関するプログラムを実施したとの報告もあった。

 説明会に参加したパトリシャ・アンダースン(戸籍名・新垣久子)さんは家庭の事情で米国人夫妻の養女として米国で生活。本紙紙面で姉妹と連絡がつき、第5回世界のウチナーンチュ大会で約半世紀ぶりの里帰りで家族と対面した。「きょうの説明会で、自分のルーツをますます誇りに思うことができた。沖縄がこれまで以上に近く感じるようになった。早い時期に沖縄の姉妹を訪問したい」と、沖縄へ思いをはせた。