【山城博明通信員】沖縄の名桜大学とボリビア・サンタクルス市にあるガブリエル・レネ・モレノ国立自治大学は2月28日、学術交流協定の調印式を行った。名桜大の山里勝己学長とモレノ大のオスワルド・ウヨア副学長がスペイン語と日本語の協定書に署名した。

協定を結んだオスワルド・ウヨア副学長(左)と山里勝己学長=ボリビア・サンタクルス市

 協定は、奨学生の学費を相互免除、単位を派遣大学側が認める、受け入れ大学は寮を準備−といった内容。期間は5年。再延長できる。

 両大学は1994年、当時のシルベリオ・マルケス学長と東江康治学長との間で初めて学術協定が結ばれ、名桜大から4人の奨学生がモレノ大に派遣された。だが、更新されていなかったので奨学生の派遣事業は中断していた。

 ウヨア副学長は「今回の再調印は非常に重要。特に医療関連分野で奨学生が勉学し、素晴らしい人材が育つことを期待する」と述べた。

 山里学長も「交流協定の締結によって両校の交流が進み、地球規模で物事が判断できる人材が育つことを願ってやまない」とあいさつした。

 モレノ大学は1880年に開校。12学部、六つの地方総合分校、五つの技術専門学校で10万5千人の学生がいる。

 名桜大学は1994年4月に開校、2010年に公立法人化した。