沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、無許可での岩礁破砕は違法として、沖縄県が国を相手に破砕を伴う工事の差し止めを求めている訴訟の判決が13日、那覇地裁(森鍵一裁判長)である。県側の訴えが「法律上の争訟(裁判所の審判対象)」に当たるかなどを巡って、地裁が判断を下す。提訴は昨年7月で、新基地建設を巡る国と県の訴訟は5度目。

(資料写真)那覇地裁

 県側はこれまで、「地域の水産資源に強い利害関係を持つ、漁業関係者と同様の立場で提訴している」と主張。「行政上の義務の履行を求める訴訟は『法律上の争訟』に当たらない」とした最高裁判決の適用を受けず、審判の対象になるべきだなどと訴えた。

 一方の国側は「法に定めのない差し止めを請求している」などと反論。訴えは不適法で却下されるべきだなどと反論している。

 県側は本訴訟の判決が出るまで、破砕行為を一時的に禁止する仮処分も地裁に申し立てている。