沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、平良朝敬会長)は22日、2015年度から25年度までの県の入域観光客数の予測を発表した。21年度に1042万人に達する見込みで、沖縄県がロードマップで掲げる「21年度の観光客数1千万人」の目標は達成可能との見方を示した。

沖縄への観光客は年々増加している

 OCVBの予想によると、15年度に775万人の観光客は19年度に918万人、翌年が999万人で21年度に初めて1千万人を超える。25年度には1234万人を見込んでいる。

 予測はOCVBが独自の調査を基に15年度の予想値を775万人と推定。その数字を基準に、過去20年の県の年平均成長率4・26%をかけて25年度までの数字を予測した。ただし、20年3月には那覇空港第2滑走路が完成するため入域観光客数の増加が見込まれることから、20年度のみ、直近5年間の成長率8・81%をかけて数値を算出した。

 計算手法は新型肺炎(SARS)やリーマンショック、新型インフルエンザの流行など、イベントリスクが多発し、成長率が落ち込んだ実績のある過去20年間の数値を引用することで、確実に達成できる数字を予測した。

 平良会長は「情報を開示することで、県内の事業者は先の予想を立てることができる。数年先を見据えて、受け入れ態勢の強化につなげてほしい」と語った。