9秒でまるわかり!

  • 沖縄美ら海水族館・危険ザメの海水槽で「命がけの大掃除」があった
  • 飼育員2人がおりに守られながら透明パネルの汚れを落とした
  • サメを近づけないよう誘導する棒が体当たりで折れるハプニングも

 【本部】年末を控え、沖縄美ら海水族館(本部町)の「危険ザメの海」水槽で25日夜、「命がけの大掃除」があった。オオメジロザメなど11匹が泳ぐ水槽に飼育員2人が潜り、周囲をおりに守られながら透明パネルの汚れを落とした。

おりの中に入り、危険ザメの水槽を内側から掃除する飼育員=25日夜、本部町・沖縄美ら海水族館

 ジンベエザメがいる「黒潮の海」水槽などは危険がなく毎日掃除をしているが、サメ水槽は数カ月に1度。この日は閉館後、初めて報道陣に公開された。

 体長約3・7メートルと水槽で最大のイタチザメは11月に連れて来られたばかり。初めて見る掃除に興奮したのか、おりから遠ざけようと水面上から誘導する棒に体当たりして、折ってしまった。

 潜っていた飼育員の当真英之さんは「なかなか見られない行動。変だなと思った」と言いつつ、「信頼関係があるので怖くない。生き物たちが美しく見えるようになれば、飼育員として幸せです」と笑顔を見せた。