【名護】名護市役所の守衛室前に一匹の猫が居着いている。守衛の上地清さん(69)の横で、前足をそろえて微動だにしない姿は、まるで“番猫”。上地さんのお手伝いはできないけれど、職員や市民を和ませている。

守衛室の前でカメラ目線の「ドラ」。奥で上地さんが見つめる=22日、名護市役所

 茶トラの雄。上地さんは「ドラ」と呼ぶ。寒い日、守衛室にこっそり忍び込んで困らせることもあるが、「おとなしくてお利口」という。

 居着いたのは数か月前、いやいや2年前、と言う人もいる。昼は職員から、夜は上地さんにご飯をねだっているらしい。夕方、職員の金城麻友さん(25)と前当貴野さん(28)がドラの頭をなでていた。

 金城さんは「残業を終えて、守衛室の横に座っているのを見たら疲れも癒やされます」と目を細めている。