「全国高校生平和集会in沖縄」(主催・同実行委)のメンバー約75人が27日午前、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前などを訪れ、新基地建設が進む海や、反対する人々が抗議する現場を見て回った。

大浦湾を望む瀬嵩の浜で、地域に住む渡具知智佳子さん(左)から話を聞く高校生たち=名護市瀬嵩

 平和集会は、県内外の高校生たちが沖縄戦や米軍基地問題を学び、沖縄への理解を深めるのが目的で、東京、長野、岐阜など10都府県の参加者が交流。26日から3日間の日程で、辺野古訪問のほか南部戦跡巡りや関連の講話を聞くプログラムがある。

 ゲート前では、稲嶺進名護市長が基地建設の現状を説明。大浦湾を望む瀬嵩の浜では、地域で反基地運動を続ける渡具知智佳子さん(54)や琉球大非常勤講師の北上田源さん(33)が講師役を務めた。県外の高校生からは「普段は安全圏に暮らしているが、基地の危険性を学んで訴えていきたい」などの声が上がった。

 実行委員長で普天間高3年の本村恵玲奈さん(18)は「全国に沖縄のために行動してくれる高校生がいることを知って心強く思う」と話した。