【北谷】米軍嘉手納基地跡地の北谷町上勢頭の宅地から基準値を超えるダイオキシン類が検出された問題で、沖縄防衛局が説明会の対象者を、宅地がある「上勢頭第二土地区画」内の地権者や住民に限定する方針であることが27日までに分かった。

 開催は1月下旬で調整している。

 25日、同局が地元の上勢区自治会に説明した。町や自治会によると、同局は「現時点で周囲への汚染拡大の恐れがない」として、説明会を関係者以外には公開しない。公開での説明会は「必要があれば追加で考える」としたという。

 宅地に隣接する数世帯に対しては、同局が年明けにも戸別訪問して説明、表層土壌の調査も実施する。

 上勢区の仲栄真盛一自治会長は「行きたい人は行ける説明会にしてほしい」とし、公開での開催を希望した。

 説明会をめぐっては、環境NGO「沖縄・生物多様性市民ネットワーク」が、「住民に不利益が生じかねない」として、同局や町などに公開での開催を求める意見書を出していた。