琉球箏曲保存会にこのほど、ハワイ支部が誕生した。支部長を務める同会師範のサリナ・アドュさんは「夢みたい。生徒の頑張りがあってこそ設立できた」と喜ぶ。来年11月13日にはハワイで記念公演も行う。保存会の海外支部はブラジルに次いで2カ所目。

このほど誕生した琉球箏曲保存会ハワイ支部のサリナ・アドュ支部長(右)と生徒のウォーカー勝江さん=那覇市・沖縄タイムス社

 支部にはハワイを中心にワシントンDC、テキサス、ノルウェーなど幅広い地域からメンバーが集う。

 サリナ支部長は名護市生まれ。1983年にハワイに移り住み、友人の勧めもあり箏に挑戦。99年に保存会に参加して上原綾子、屋嘉比桂子に師事。沖縄を訪れては指導してもらい、ハワイではひたすらその曲を練習。次に沖縄を訪問した時に上達ぶりをみてもらったという。「『やればできる』と先生方に励まされて、ここまできた」と感謝。「弟子の活躍が楽しみ」と笑顔をみせた。