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  • 森トラストが瀬底島の土地約33万平方mを取得。ホテルを建設する
  • 同用地は08年の金融危機で開発会社が倒産し、造成が止まっていた
  • 用地では沖縄最大級。2020年までに滞在型リゾート施設として開業

 全国で都市開発やホテル開発などを担う森トラスト(東京都、森章社長)は28日、本部町瀬底島の土地33万5131平方メートルを所有者の瀬底ビーチプロジェクトから25日付で取得したと発表した。ホテル用地としては県内最大級。土地の景観を生かし、2020年までに滞在型リゾート施設の開業を目指す。ホテルブランドについては未定。取得額は非公表。森トラストの県内進出は初。

2008年の開発中断以降、工事が止まっている瀬底島のリゾートホテル=2015年7月撮影

2008年の開発中断以降、工事が止まっている瀬底のリゾートホテル=本部町・瀬底島

2008年の開発中断以降、工事が止まっている瀬底島のリゾートホテル=2015年7月撮影 2008年の開発中断以降、工事が止まっている瀬底のリゾートホテル=本部町・瀬底島

 同用地は、現在破綻した都市デザインシステムが投資額約300億円で部屋数360室、1泊7万円の大型高級リゾートホテルとして開発を進め、関連会社の瀬底ビーチリゾートが運営を担う計画だった。しかし、08年の金融危機で資金繰りが悪化、親会社の破綻により2社も連鎖倒産した。約6割が完成した段階で、造成が止まっており、今後の開発の行方が注目されていた。森トラストによると、現在建築中の建物の活用については検討中。

 森トラストは都心を中心にオフィスビルやホテルの開発を担っている。仙台や大阪に支店を構え、同地域や京都などでも開発実績がある。同社の担当者は「沖縄はホテルや観光施設の開発が進み、将来さらなる発展が期待される地域で注目度も高い。機会があれば今後も積極的に関わっていきたい」と語った。