1935沖縄 よみがえる古里

1935年の沖縄、色鮮やかに 首都大学東京チームが写真のカラー化

2018年3月17日 09:30

 1935年に撮影された沖縄各地の白黒写真を人工知能(AI)を使ってカラー化する作業を、首都大学東京の渡邉英徳准教授(情報デザイン)のチームが進めている。AIで自動色付けする技術を活用し、沖縄独特の風景や建物の色などを人間が補正。83年前の沖縄の風景が色鮮やかに表現されている。

那覇の市場の様子。左で売られているのは切られたトウガンか。売り手と買い手のやりとりが聞こえてきそうな1枚。下は元のモノクロ写真

那覇の市場の様子、元のモノクロ写真

那覇の市場の様子。左で売られているのは切られたトウガンか。売り手と買い手のやりとりが聞こえてきそうな1枚。下は元のモノクロ写真 那覇の市場の様子、元のモノクロ写真

 カラー化では、膨大な写真を基に被写体の色彩などを学習したAIが、被写体の色彩を推定し色付けする技術を用いた。沖縄特有の赤瓦や亜熱帯の農産物など、AIが色を付けるのが難しい対象物は、渡邉准教授の下で情報デザインを学ぶ沖縄タイムスの與那覇里子記者が沖縄の関係者を取材し修正した。

 カラー化された写真を含む約100枚の写真は、31日から横浜市の新聞博物館で始まる企画展「よみがえる沖縄1935」で展示される。7月1日まで。

 同写真群は大阪朝日新聞の記者が35年に撮影したもの。沖縄では沖縄戦前に撮影された写真の多くが戦災で焼失しており、貴重な写真として注目されている。

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