エフエム沖縄の人気番組「ゴールデンアワー」に16日、子どもの貧困問題を取り上げ、同問題を取材している本紙編集局社会部の西里大輝記者(41)が出演した。経済的に困窮する子どもを官民で支える態勢ができつつある一方で「情報すら手に入らず、いまだ支援の行き届いていない子たちもいる」と指摘。多様な支援策を地道に周知する必要性を強調した。

番組パーソナリティーの西向幸三さん(右)らと、子どもの貧困問題について語る西里大輝記者(左)=16日、浦添市・エフエム沖縄

 西里記者は、沖縄タイムス社の「沖縄こども未来プロジェクト」でランドセルや制服の購入などを目的に贈った入学応援給付金を例に挙げ、受け取った子どもたち652人から寄せられた声の一部も紹介した。自身も、高校と大学に通うため借りた奨学金を39歳で完済した経験を持つ西里記者は「支援は一部だが、学用品を買いそろえるスタートライン段階で差がつく現状を変えたかった」と力を込めた。