全国の高校生、大学生などから暮らしに役立つデザイン作品を募る「2017年度デザインパテントコンテスト」(主催・文部科学省、特許庁など)でこのほど、本年度に沖縄工業高校を卒業した生徒2人が優秀賞を受賞した。14日に県教育庁に平敷昭人教育長を訪ね、受賞を報告した。

受賞作品の新幹線コンセント

デザインパテントコンテストで優秀賞を受賞した前泊佑樹さん(右)と請舛光俊さん=14日、県教育庁

受賞作品の新幹線コンセント デザインパテントコンテストで優秀賞を受賞した前泊佑樹さん(右)と請舛光俊さん=14日、県教育庁

 同校工業化学科卒の前泊佑樹さん(18)と請舛光俊さん(18)の2人は「新幹線型コンセント」を考案。全国506件の応募から優秀賞は32件選ばれ、その中からさらに優秀な4件に与えられる主催者賞も受賞した。また、同校は文部科学省科学技術・学術政策局長賞を受賞した。

 コンセントは先頭部、中間部、最後部と三つの部品に分かれ、先頭部は新幹線をイメージした形状になっている。必要に応じて中間部を連結でき、増減可能だ。

 前泊さんは「生活で不便なものを変えるために創作した」。請舛さんは「2人で協力して作ることが初めてだった。目新しいデザインにしたかった」と振り返り、受賞を喜んだ。

 同作品は、意匠権取得に向けて2月に出願。約半年後に結果が分かるという。2人は来春からそれぞれ就職が決まっている。

 平敷教育長は「素晴らしい快挙。先生方の日ごろの指導と、生徒の皆さんの懸命に取り組んだ成果が全国でも認められた」とたたえた。