北九州市八幡西区の市営住宅で知人女性2人を殺害し、遺体を刃物で傷つけたとして、殺人と死体損壊などの罪に問われた無職三原賢志被告(44)の裁判員裁判の判決公判が19日、福岡地裁小倉支部で開かれ、鈴嶋晋一裁判長は、求刑通り無期懲役を言い渡した。

 鈴嶋裁判長は判決理由で「ささいなことに立腹し、2人を殺害した。いずれも体の重要部分を強い殺意を持って一突きした」と指摘した。争点の責任能力については、意識障害などはなく覚醒剤使用の影響も一定程度だったとして、責任能力は問えないとの弁護側の主張を退けた。

 弁護側は「当時の精神状態は異常だった」とし、無罪を主張していた。(共同通信)