滋賀県多賀町の名神高速道路で昨年、スマートフォンを見ながらトラックを運転して多重事故を起こし、5人を死傷させたとして自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた新潟県見附市の元トラック運転手前田博行被告(50)に大津地裁は19日、禁錮2年8月の実刑判決を言い渡した。検察側が求刑していた禁錮2年を上回った。

 滋賀県多賀町の名神高速道路下り線の多重事故現場=2017年11月21日

 今井輝幸裁判官は「ながらスマホ」の運転について「運転手が小さな画面に意識を集中させてしまう」として、新しい事故原因の形態に当たると指摘。検察側の求刑は従来の過失の類型に当てはめて過小評価していると述べた。(共同通信)