第55回沖縄タイムス教育賞の贈呈式・祝賀会が19日、那覇市内のホテルであり、学校現場や地域で優れた研究、実践活動を続ける2氏1団体に表彰状が贈られた。

沖縄タイムス教育賞を受賞した(左から)比嘉ゆり子氏、金城満氏、陽迎橋自治会の知花聡会長=19日午後、那覇市・沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ

祝福に駆け付けた友人や教え子らから花束を受け取る受賞者(左側)=19日、那覇市の沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ

沖縄タイムス教育賞を受賞した(左から)比嘉ゆり子氏、金城満氏、陽迎橋自治会の知花聡会長=19日午後、那覇市・沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ 祝福に駆け付けた友人や教え子らから花束を受け取る受賞者(左側)=19日、那覇市の沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ

 受賞したのは、比嘉ゆり子さん(58)=名護市立屋部中学校教諭、金城満さん(58)=県立浦添工業高校教諭、陽迎橋(ようげいばし)自治会(浦添市、知花聡会長)。

 豊平良孝沖縄タイムス社長は「子どもに寄り添うだけではなく、大人たちの連携を深めることで子どもの環境をより良くすることに尽力された」とたたえた。

 受賞者を代表して比嘉さんは「地域の方々や同僚などいろんな人に支えられた。皆さんを代表しての受賞だと感じている」と喜びを語った。

◆情熱、これからも

 19日に那覇市内で開かれた第55回沖縄タイムス教育賞の贈呈式・祝賀会では、約90人の家族や同僚らが駆け付け、花束を贈ったり握手を交わしたりしながら、受賞を祝った。

 デジタル機器を活用した授業に取り組む金城満さん(58)=県立浦添工高教諭。祝賀会では、沖縄戦没者の数を石に書き込むアートプロジェクトが紹介され「表現を通じた一連の学びの体験が、生徒自身の成長につながるのではないか」と自由な美術教育の大切さを強調した。

 団体で受賞した浦添市の陽迎橋自治会は、知花聡会長とボランティアの父母らが喜びを分かち合った。知花会長は「子どもたちが安全で健やかに育つ地域を願い活動してきた。一緒に頑張ってきたお父さんお母さんに支えられての受賞がうれしい」と笑顔だった。

 民話を取り入れた授業や作文指導に尽力した比嘉ゆり子さん(58)=名護市立屋部中教諭=は「初心を忘れず、これからも子どもたちに何ができるか、何をすべきかを考え、実践していきたい」と抱負を述べた。