沖縄県宮古島市出身のアーティスト下地暁さんが昨年8月にリリースした新譜「宮古世(ミャークユー)~唄霊~」が、世界のルーツミュージックを紹介するイギリスの音楽雑誌「fROOTSマガジン」の2015年年間最優秀アルバムの一枚に選ばれ、高い評価を受けている。

英国の雑誌に高い評価を受けて紹介されたことを喜ぶ下地暁さん=宮古島市内

 同誌のホームページによると、世界中の300人の評論家が投票で年間最高作品の10枚を選んだ。

 約3年前に発売した前作「Myahk(ミャーク)」同様に高く評価。

 「最も素晴らしい」「見事なアレンジと歌唱」として、新譜に収録された「酒田川」「伊良部とうがに」の2曲を挙げた。

 また同誌は「最近の沖縄音楽はあれこれ迷うほどの多様性があるが、その境界を越えてむしろ喜納昌吉が1990年代に行ったのと同様に、島の心で満ちたエキサイティングな新しい音楽を創造している」と記した。

 下地さんは「宮古世」について「アプローチの仕方に興味を持っていただき、反応もよい。島の言葉や独特の旋律があるので、そこに興味を持っていただけたのではないか」と語った。