昨年、沖縄県警が受理した20万件近い110番通報のうち、交通渋滞情報や遺失物届けの問い合わせなど緊急性のないもの、いたずらなど不適当な通報が全体の約45%に上ることが7日までに分かった。こうした110番が相次げば緊急時の対応の妨げになる恐れがあり、県警は正しい利用を呼び掛けている。

110番の正しい利用を呼び掛ける県警職員と県内マスコミのマスコットキャラクター=7日、那覇市のパレットくもじ前広場

 県警通信指令課によると、昨年1年間の110番受理件数は19万6千800件。そのうち、金銭トラブルの相談や運転免許に関する問い合わせ、地理案内など緊急性のないものが6万1361件、いたずらや無応答が2万7795件だった。例年同様の傾向という。一方、最も多い交通事故関連は4万6353件。

 県警は7日、1月10日の「110番の日」を前に那覇市のパレットくもじ前で正しい110番の利用を呼び掛けるイベントを開催。メイン標語「かけて安心 正しく使おう 110番」、サブ標語「悩まずにかけて安心 ♯9110」をそれぞれ作成した浦添小6年の糸満来さん、屋我地中1年の新城航也さんに賞状が贈られた。

 大城正人生活安全部長は「110番の正しい利用が県民の生命や財産を守ることになる」と訴え、相談や要望は警察安全相談窓口♯9110か、各警察署の窓口を利用してほしいと呼び掛けた。