【東京】都内で活動するミュージシャンの東風平高根=那覇市出身=が、9日からシネマQなど全国で公開される映画「はなちゃんのみそ汁」に出演、三線指導で参加した。主演女優の広末涼子に、構えや演奏を手ほどき。東風平は「音感も良く上達が早かった。何年も三線を習っているように見えるほどになったのでは」と成果は上々のようだ。

女優の広末涼子に映画で三線を指導したミュージシャンの東風平高根=沖縄タイムス東京支社

 映画は、乳がんを患いながら結婚し、娘のはなを出産した千恵が、短い余命の間に家族のため体にいいレシピを残すという実話に基づいた作品。

 千恵が沖縄好きで、三線を弾くシーンがあり、映画プロデューサーの知人だった東風平に声がかかった。東風平自身も三線教室の先生役で出演している。

 「三線の構え方で素人と分からないよう念入りに指導した」と話す。演奏曲は3曲程度だが、広末も熱心で、「歌いながら演奏もできるようになった。やり遂げる姿勢に女優のすごさを感じた」と東風平は振り返る。

 映画出演は2作目という。夢である「武道館コンサート」を目指し活動を続ける。「知らない世界にもチャレンジして幅を広げ、目標を達成したい」と意気込みを語った。