沖縄本島北部の国頭、東、大宜味3村の山で、2017年度の遭難が13件発生し、過去最多となっていることが20日、国頭消防本部の調べで分かった。13件のうち12件は県内に住む人だった。これまでは11年度の4件が最多だったが本年度に入って急増。国頭村観光協会によると「やんばるの森が16年9月、国立公園に指定されたことで登山経験のある県民が久しぶりに山に入り、遭難している」と説明した。

(資料写真)やんばるの森

 村は登山者向けにパンフレットの配布や与那覇岳の入り口に看板を設置するなど、遭難事故防止に取り組んでいる。

 同消防本部の前田潤一署長は「軽装で山に入って遭難する人が多い。登山に適した服装でガイドを付け、緊急時に連絡の取れる携帯電話も持って入ってほしい」と呼び掛けた。

 同観光協会では、ガイドの受け付けや登山路の案内情報を提供している。電話0980(41)2420(午前9時~午後6時)。