神戸市の児童養護施設の子どもたちに沖縄を体感してもらう旅「笑顔と感動 KOBE夢・未来号・沖縄」の一行が9日、来県した。小学6年生45人や引率の学生ボランティアら総勢115人が参加。1泊2日で、首里城や沖縄美ら海水族館のほか、沖縄戦時に県知事を務めた神戸出身の島田叡氏をまつる島守の塔(糸満市)などを訪れる。

ミス沖縄の新里由香さんから花束を受け取る神戸の子どもたちら=9日、那覇空港

 旅は、神戸・三宮の商店街関係者でつくる「KOBE三宮・ひと街創り協議会」(久利計一会長)が毎年企画し、今回で8回目。

 那覇空港であったセレモニーで、安慶田光男副知事は「沖縄の文化・芸術、美しい海や空を堪能し、人生の良き思い出となるよう祈念します」と歓迎。花束を渡したミス沖縄の新里由香さんは「首里城は歴史を感じ、美ら海水族館では普段見られない魚やサンゴが見られます」とPRした。

 児童を代表して岩見徳心君が「今回の旅を楽しみにしていた。戦争の悲惨さをこの目で見て勉強し、神戸と沖縄の架け橋になりたい」とあいさつした。

 久利会長は「歓迎をうれしく思う。子どもたちの心にいつまでも残る1日になる」と謝意。「一人一人が思い出を作り、理解が深まることが島田元知事の思いだ」と話した。