消防の出初め式が6日、各地で行われ、一斉放水や各種訓練などで、地域防災をアピールした。

空に向けて一斉放水した島尻消防出初め式=6日、市玉城屋嘉部の同消防本部

空に向けて一斉放水した島尻消防出初め式=6日、市玉城屋嘉部の同消防本部

■きびきびと一斉放水 [南城・八重瀬]

 【南城】島尻消防の出初め式は市玉城屋嘉部の同本部で行われ、職員92人や消防団員70人が一斉放水や交通事故を想定した訓練で、きびきびとした動きを披露した。

 管理者の古謝景春市長は、「昨年の台風18号による豪雨で、関東地方では死者8人、家屋1万6千棟の被害が出た。安心・安全への関心は高まっており、住民の要望に応えてほしい」とあいさつした。

 交通事故の想定訓練もあり、車内に閉じ込められた負傷者を救助する場面では、油圧カッターでフロントガラスやドアを切断し、現地到着から5分程度で負傷者2人を病院へと搬送した。

 同消防は、南城と八重瀬の2市町を管轄。2015年は救急・救助で計3163回出動し、火災25件が発生した。

■火遊びしません 園児防火を誓う [豊見城市]

 【豊見城】市消防出初め式は、市消防本部構内で行われ、市や市消防本部、市消防団、幼年少女女性防火委員会のメンバーら約400人が集まり、機器の点検や一斉放水のアトラクションなどを行い、今年1年の防災の誓いを立てた。

 消防職員の特別点検を行った宜保晴毅市長は「地域の消防関係者の力で、今年も災害のない明るい年にしたい」と願いを込めた。むつみ保育園の園児8人は市長に「絶対に火遊びしません」と防火を誓った。

 市内の保育園児でつくる市幼年消防クラブの約200人は「ようかい体操第二」などの歌に合わせてダンスを踊って式を盛り上げた=写真。

 大地保育園の運天心杏(ここあ)ちゃん(5)は「子どもだけで花火をしないようにしたい」と話していた。