沖縄芸能協会(勝連繁雄会長)の第28回新春公演が21日、那覇市のタイムスホールで開幕した。「琉球芸能の命脈」と題打った同協会の創立50周年記念公演。沖縄タイムス創刊70周年記念も兼ね、同協会会員の実演家が祝儀舞踊「かぎやで風」などで花を添えた。

華やかな祝賀の舞「稲まづん」で開幕した創立50周年記念公演=21日、那覇市久茂地・タイムスホール(古謝克公撮影)

 初日は「王朝芸の魅力」をテーマに「稲まづん」「本貫花」など古典舞踊、城間徳太郎さん、宮城嗣幸さんら重鎮が参加した「茶屋節」「すき節」の古典音楽斉唱のほか、組踊「執心鐘入」「手水の縁」の抜粋も舞台いっぱいに演じられた。

 かぎやで風で祝いの口上を述べた島袋流千尋会家元の島袋光尋さん(76)は「50年はあっという間。偉大な先達の力があって、協会が継続できた」と半世紀の節目を喜んだ。

 主催は同協会、沖縄タイムス社。協力は沖縄新進芸能家協会。

 24日は「近代芸の魅力」、25日は「現代芸の魅力」と題してそれぞれ午後5時から上演する。問い合わせは沖縄タイムス社読者局文化事業本部、電話098(860)3588。