「世界ダウン症の日」の21日、沖縄県北谷町のカーニバルパーク・ミハマ前広場で啓発イベントが開かれた。ダウン症の子どもや若者がダンスや琉舞、手品などを披露し、観客から大きな拍手が送られた。

キレのあるダンスを披露する「ラブジャンクス」のメンバーら=21日、北谷町美浜、カーニバルパーク・ミハマ前広場

 実行委員長で、中部地区ダウン症児親の会「スマイルアップ」の古川明美代表が「障がいがあってもなくても、みんなで一緒に楽しい時間を過ごしましょう」と呼び掛けた。

 ダウン症ダンスチーム「ラブジャンクス」が三代目 J Soul Brothersなどの曲に合わせてキレのあるダンスを披露し、アンコールも起きた。

 メンバーの辺土名朝琉さん(19)=宜野湾市=は「体を動かすのが好き。今日はうまく踊れ、お客さんの反応も良くてすごく楽しかった」と手応えを語った。

 4月から特別支援学校の教壇に立つ沼館知里さん(23)=西原町=は「今日のような楽しい笑顔を引き出せるよう、頑張りたい」と決意を新たにしていた。

 ダウン症の人は知的な発達の遅れや心疾患を伴うことも多いが、医療や療育が進み、最近ではほとんどの人が普通に学校生活や社会生活を送っている。