【我如古朋美通信員】シドニー沖縄県人会(浦崎政美会長)主催の親睦会が12月16日、シドニー・ワールドスクエアーショッピングセンターの一角にあるレストランで行われた。沖縄と真逆の季節だが、街の中は宝石のように美しく輝く大きなクリスマスツリーがライトアップされ、クリスマスソングが響き渡った。

シドニー県人会の親睦会に参加したメンバーら

 沖縄を広く知ってもらう目的で、沖縄にルーツを持つ人だけでなく、シドニーに滞在する日本人や日本人以外の人が参加して楽しんだ。

 沖縄からは県産業振興公社の米村明事務局長と宮園康司プロジェクトマネージャーのほか、サトウキビ生産を生かし、それらを原料にした植物性液体サプリのシリカ(ケイ素)を開発しているSiR(エスアイアール株式会社、宜野湾市)が参加。県産商品を紹介するだけでなく、泡盛やオリオンビールを飲みながら、料理やゲームを楽しんだ。

 今回は、現地でも有名なマスヤインターナショナルのソムリエで利き酒師の金丸雄一さんを招き、山川酒造の「珊瑚礁」という50年ものの泡盛古酒の利き酒を行った。「珊瑚礁」は、有名なワインソムリエ・料理評論家としても知られる田崎真也さんが絶賛した古酒。金丸さんは「通常、泡盛はアルコール度数も高いため、普通の酒とは違い、飲んだ後に泡盛独特の後味が残る。しかし珊瑚礁は、上品でワインのようなフルーティーでなめらかな味が口の中に広がるだけでなく、そのまろやかさがいつまでも口の中に残る。田崎さんが絶賛した理由が理解できる」と話した。参加者からも「とても飲みやすい」と絶賛の声が上がった。

 親睦会を通して参加者の大きな注目を集めたのが、SiR社。2016年1月からは本格的に沖縄の物産として販売を開始する予定という。また、会社の取り組みとして障がい者雇用にも力を入れており、参加者は真剣なまなざしで話を聞いていた。

 浦崎会長は「沖縄のサトウキビから取れたケイ素は、沖縄の物産として県知事賞候補に挙がるのではないか」と期待した。